珈琲豆の焙煎
たまーに、店頭で販売中のコーヒー豆を、
「このコーヒー豆は、焙煎してありますか?」
と、尋ねられる方がおられます。
写真① 生豆
コロンビア・ポパヤン GSP
コーヒーの生豆はうすミドリ色。別名「グリーン」と呼ばれてます。ただし、この色は収穫後一年以内の「ニュー・クロップ」だけ。
当店は、新鮮な豆しか使いません。
写真② 5分焙煎した豆
127℃で焙煎機に投入。1分50秒後に豆温度96℃まで下がった後、上昇に転じて、このとき110℃
生臭い、嫌な臭いがします。
写真③ 投入後10分経過
豆温度は141度まで上昇。生焼けのパンケーキの臭い。
徐々に上げてきた火力を、この時点で最大にします。
写真④ 13分経過
豆温度160℃ 小麦粉が焼けたような、香ばしい香りがします。
火力を下げて、焙煎スピードを落とします。1分間毎6~7℃上昇させてたスピードを、毎分5~4度に。以降、じっくりと焙煎して行きます。
写真⑤ 投入から18分
豆温度182℃ パチパチと豆がハゼ出します。焦げたクッキーの香りが終わり、あまーい香りがし出します。
写真⑥ 20分経過
豆温度191℃ 2分間続いたハゼが終了。甘い香りの中にコーヒーの香りが。
シナモン・ローストからライト・ロースト
写真⑦ 22分
200℃ 21分ごろがミディアム・ロースト。この時点でハイ・ローストの終わりからシティー・ローストの始まり。ピチッ、ピチッ、と再びハゼ音(2度目のハゼ)
煙が大量に出だします。
写真⑧ 23分10秒 釜出し(煎り上がり)
205℃。フルシティー ・ロースト
甘い香りに、少し刺激臭が加わった時点で焙煎終了。
焙煎過程のグラフを参考までに↓
当店では、マンデリン等、更に焙煎を続ける豆もあります。
2ハゼ終了後(フレンチ・ロースト)から2分、イタリアン・ローストまで焙煎を続けます。
今日は残業焙煎でした。
明日も。正月前の駆け込み需要に備えます。
たぶん、あさっても。
| 固定リンク
« 宍粟市 もみじ山 | トップページ | 師走 »
「コーヒー」カテゴリの記事
- 珈琲豆の焙煎(2014.12.11)
- Third-Wave Coffee マイクロ・ブリュー・コーヒー(2013.10.04)
- 開花宣言(2012.04.02)
- 珈琲屋(2010.04.23)
- 新年明けましておめでとうございます(2010.01.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント