木工

2013年7月 3日 (水)

家具

0001 シンク下にスッキリ収まるキャスターつきワゴンを受注。これは納品したときの写真。

0002 10日前に作業開始。
なるべく軽く、そしてきれいに(なるべく釘を使わずに)。
コストも抑えるため、その辺の角材やら板やらを寄せ集めて製材することから開始。天板の幅に合う板が見つからず2枚継ぎ合わせ。
こんな作業にずいぶん時間をとられてしまいました。
「そのぐらい買えや。」と誰かに言われそう。

0003
納期に間に合いそうに無いので、かまわず営業中も店内で作業。電動工具のノイズに迷惑そうなZっK君。
このあとこっちに来て、「ココニモマグネットツケタホウガイイトオモイマス」
「イ~ヤ、これでいいの!」

0004天板拡張式。

0005
マグネットでロックが掛かる。ここまでは良かった。
試しに広げた天板に何か置こうとすると、「まぁー、何ていうことでしょう!たちまちひっくり返ってしまいました。」良く考えれば当たり前。下より上が大きけりゃコケルわな。

0006
納期が迫ってるので緊急工事。夜なべです。シッポみたいなスタビライザーの追加作業。
底板の上面からビス留め。力のかかる部分に至ってはボルト&ナット留め。夜の10時を回ってしまい、コンセプトの仕上げの美しさを置いといてスピードと強度重視に変更。

0007とはいえ、ちょと凝ってみました。
ワゴンを引き出すとスプリングの力で自動的にポップアップ。逆にワゴンを押し込めば自動的に収納。まー、これしなけりゃ8時には終わってたかな。

0008c  なんとか納期に間に合い、昨晩無事設置完了しましたとさ。

気に入ってもらえた様で一安心。納期納期と散々書いてますが、勝手に決めた期限です。注文主は「いつでもいいでー」と言ってました。
仮にあの人が発注者だったら、これ程丁寧に作らんかったでしょう。

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2011年6月 5日 (日)

ビフォー・アフター

Bf01
台風2号の強風が、インビの山田にある小屋を破壊。
すでに壊れてた正面の観音開きの戸をなぎ倒して、
Bf02田んぼに面した掃き出しのガラス戸を吹き飛ばしてしまいました。

Bf04 こっちの扉も。

Bf03
ガラス戸は木に引っ掛ってました。

Af01 今日山田に来たのは修理が目的。

手始めに、一番簡単な掃き出しから。
内装の引き戸をちょっと削ってはめ込みました。
順調な滑り出し。

Af02 一番苦労した観音開きの戸。
バタ角で枠を組んで、使ってないアルミサッシの引き戸に蝶番付けて、片開きの戸に。片方は開きません。
小屋は登山電車みたいに歪んでて、おまけに持ってきた廃材の角材もねじれが強くて、予定よりかなり時間が掛かってしまいました。
数日前に下見がてら寸法を取ってきて―。材料をロッキーで寸法どおりにきざんで持ってきたものの、ちょっと短かったり長かったり。大工さんみたくピタッとはまるわけないか。
小屋に電気は無く、角材を手のこでギコギコ、うーん、エコだけど大変だ。

Af03
こっちの戸は、はめ殺し。
内装の戸を流用。いつまでもつことやら。

2011_0605 まぁー、何とゆうことでしょう! と、TV番組の様には行きません。

なかなかいい味を出していた山田の小屋。
まぁー、何とゆうことでしょう!和洋折衷のハリボテツギハギになってしまいました。

Af05
まっ、こんなもんでしょう。素人だし。
さぁー、山をおりましょう。

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2011年3月14日 (月)

0314snwb_2

いろいろありました。TVにクギヅケで何も出来ませんでした。

先週は雪だったり、

0314hreb

晴れだったり、

0314hrea 暖かかったり、

0314snwc

寒かったり。

0314_002中断してた棚の制作を再開しました。
先日奥さんに納品した花台、それを見たnanaさんから注文を受けました。

0314_001 材料は某木材店の端材コーナー 、一束200円。
板の束、ごちゃ混ぜセット、垂木状のごちゃ混ぜセット、計3束購入。600円也。

板厚バラバラ、一度に2ミリ削るのが限界、トリトンワークセンターオプションのプレーナーで夜な夜な作業。

0314trst ついでにトリマーテーブルを改良しました。
MDFボードを重ねたら、なんとワークセンターにピタリ。
今までは、ホームセンターバイス作業台で挟んでました。
早く気づけばよかったナ。

0314_003 そして今日。
日当たりのいいエントランスで組み立て。

0314_004 夕方完成。
この後、再びTVにクギヅケ

完成した喜びはほんの少し。気が滅入ります。

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2011年2月12日 (土)

ロッキー修理

0212_001_2

山の上は雪。
下界のロッキーは、雨のちミゾレのち雪。

0212_004_2 外壁(板張りです)の交換をする事になったのですが、昨日は天気もそこそこで、たーちゃんの手伝いもあって順調でした。
 とりあえず痛んだ板をはずして間柱を直し、作業終了。

0212_002_2

今日は作業がはかどらない。吹き込む雪やミゾレと軒からのしずくでずぶぬれ。
おまけにメタセコイアの根っこが基礎を部分的に2センチ以上持ち上げ、下側の面がぐにゃぐにゃ。そのぐにゃぐにゃラインをジグソーでなぞって、何とか一段目を真直ぐに張り終えて。
今日はこのぐらいにしといたらー!

0212_003 明日は、スライドソー・モードにしたワークセンターでズバズバ板を切ってー。ちょちょいと出来上がり~♪ といきたい。

実は窓枠も相当歪んでます。
ジグソーでチマチマ作業が最後に待ってます。

あと、どうやら板が足りない。
ヨッコさんの実家の製材所に買いにいかなきゃ。
2枚とか売ってくれるかしらン。

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2010年4月15日 (木)

修理

Sur000

昨日、傷んでいた、基礎と外壁(青い板)との境目の部材を交換しました。
まだ塗装をしていないので未完成です。

Sur001 きれいに納まるように細工をしました。
非力なトリマーで、数回に分けて彫りました。
コーヒー屋とは思えない、けたたましいノイズを長時間出しながら。

Sur002 材料は拾ってきました。

昨年の水害で、材木(流木か?)が水門付近に溜まってます。

Sur003n 板やら柱やら。
ワンコの散歩ついでに集めてます。

今回は、35ミリほどの厚みがある柾目の立派な板材を、ワークセンターで引き割って使いました。もったいないですが、なんせタダなもんで。
加工に手間取り、簡単な工事のはずが丸一日掛かってしまって、時間切れで終了。とばっちりを食らったのはマロ。
散歩する時間が無くなりました。相当イラついてました。

Sur004 昨日のお詫び。
今日はフリーで散歩。

調子に乗ってヘンなところ、行きまくり。
呼んでも来ない。
あとでオシオキだ。

奥の山の、山桜がきれいです。

Sur005

牧場裏の岩山。
つつじが咲いていました。

Sur006 今日は満足?
コタツで熟睡です。
人間みたく首だけ出して。

しかし寒いですね。当分コタツ片付けられませんネ。

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2009年11月19日 (木)

ワークセンター・ダストボックス

スノコの作成依頼がありました。畑の作業も一段落。木工の季節です(我が家の場合)。

Trt001n ひさびさにワークセンターの出動。自作ダストボックスの試験を兼ねて。

機械下部にぶら下がってる衣装ケースがそれ。
以前は宍粟市指定ゴミ袋をガムテープで止めてました。

Trt002 この機械、いわゆるマルノコ盤ですが、木材を引くと大量のおが屑が出ます。
上に出るおが屑は、怪しげなパイプで吸い取ります。

Trt003 パイプの先はR2D2みたいなものにつながってます。
こいつでチューチュー、オガをすいとってます。

テーブル面より下側にも大量のオガが出ます。 そちらを先ほどの衣装ケースが受けます。
テーブル面と衣装ケースの間は苦労しました。テーブルの下側にセットしてあるマルノコを頻繁に調整する必要があり、塞いでしまうと都合が悪いので、透明のペラペラなプラスティックでロート状にカバーしました。

Trt005 衣装ケースは簡単に取り外せます。溜まったオガは、春にそのまま自然薯の芽出しにつかえます。

純正オプションでは考えられない高機能。近年まれに見る、スーパーツールの完成です。

Trt004n  作品はこれ。
20cm×30cmのスノコ。
わざわざワークセンター使わんでも、いや、手ノコで引いた方がよっぽど早く出来たんとちゃう?

Usa005 新しく我が家の仲間になった、ウサウサのおうちに使うスノコです。

先住者のマロの友達。
の予定、ですが。

Usa006
獲物にしか見えないらしい。
なんだか、ややこしいことになりそうな予感。

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2009年4月 7日 (火)

地形にはまって

006
春を通り越して初夏の陽気。
ワンコはとにかく眠いらしい。

007 木の根っこや石の間に、うまいことはまって寝てます。
008_2  「まぶしいニャ。」
010日陰へ移動。
人工物を利用。
首、痛めそう。
009
首に違和感。
元の場所に戻って、エビぞり。

001ワンコを起こして、自宅の工事へ。
まだボーッとしてます。

ワンコ脱走防止用フェンス工事。今日は秘密の扉の取り付け。
フェンスに対して少し出てますがー、ハイ。寸法間違いです。よくやります。この方がイイ、と施主様がおっしゃってくださいました。
002秘密の通路側から見たら、こんな感じ。
アラが見えないように、シルエットで写して見ました。
003そうそう、例の門扉、とっくに完成してまっせー。
ナンボ仕事が遅いって言うても、さすがにね。

作業に付き合った後は店へ戻り → さんぽ → 昼寝 → おやつ → 夕寝 → 帰宅 そして、

Dsc_0006_2
夕食後ひと暴れして、いつものポジションにすっぽりはまって夜寝。
甘えん坊です。

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2009年2月10日 (火)

門扉完成?

Monpi01_2  長い間ほったらかしの自宅門扉、ようやく完成!・・・か?

パーツを完成させ、いざ取り付け。
ハンマードリルでコンクリートに穴を掘り、アンカーを打ち込みました。

Monpi00_2 さぁー、門柱を取り付けましょ。
ありゃ?右側のコンクリート壁が垂直じゃない
左側は・・・・
何とか許容範囲。
右側柱は加工して後日取り付け。左側だけでも完成させるか。

Monpi02 ブツブツ言わんと早よせい!

Monpi03_2 
とりあえず左側だけ完成。
さっさと片付けて門柱を加工せねば。

Monpi04_2 ムカッ。さっさとしろって!
加工は明日。
さんぽが先。

Monpi05
店に帰って、いつもの散歩道 ―ですが、工事中。
2,30年前に申請したらしい道幅拡張工事。いまさら。

「おまえと違って、プロの仕事はキッチリしてるわい。」
  マロ談。

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2008年12月19日 (金)

ビスケット

Dsc_0572_2 ビスケットといっても食べられません。
ブナ材のチップを圧縮成型した、木工用資材です。

食べれるかどうか、試しに・・・

Dsc_0521

あれ?食べちゃう。

「こりゃ、出せ!」

本当の使い方は、

先日プレーナーで仕上げた、寺からもらって来た廃材をー、

Dsc_0520

この様にカッターで溝を刻んで行きます。
飽きがくる、地味な作業。粉だらけになりながらひたすら。

Dsc_0568 この溝に木工用ボンドをたっぷり充填して、例のビスケットを挿入します。

(写真は、縦の部材にビスケットを挿入したところ。下になってる横材にもビスケット用の溝が刻んであります。)

つまり部材のジョイントに使用します。挿入されたビスケットは、ボンドの水分で膨張して、がっちり接合します。ほぞ組みの様に技術が要りません。

Dsc_0570 乾くまで24時間、自作のクランプで固定します。

 完成が近づいてきました。実は自宅の門扉を製作しています。

Dsc_0514_2  コチラはその支柱。

 Dsc_0516

飾り彫りするために、急遽トリマテーブルを作りました。精度はイマイチ。改良の必要性、大。

Dsc_0519

トリマーに装着した、ギンナン面用の刃です。

 門扉そのものを製作している時間より、はるかに長い時間が道具造りに掛かってしまい、なかなか完成しません。

 誰かが、「まーがんばれ。」
 だってさ。

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2008年12月 2日 (火)

ニコニコマーク

Punpun

 話題になったニコニコマーク、1日遅れで撮影。コマッタちゃんになってしまいました。詳しくは、私の写真を勝手に(たまに)使うリンク欄のブログをご覧ください。

 ニコニコマークが夜空に輝いていたころ、

Dsc_0418ロッキー裏の作業場で、ひたすら木工作業をしてました。
知り合いのお寺からいただいて来た廃材です。

Spacer

 テーブルソーで寸法通り切り出し、

Dsc_0419プレーナーをセットして仕上げて行きます。

 この黄色いオーストラリア製の機械、とても気に入っているのですが、突如日本での発売が中止されました。オプションの多さや、アフターサービスの良さで人気の機種です。心配です。聞けば、親会社がGMCだそうです。スローライフ?を送っている私に、まさかサブプライムの影響が来ようとは。

 さて何を作ってるかって?
 失敗するかもしれないのでヒミツです。

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